速球に振り遅れてしまう場合には…

速球に振り遅れてしまう場合には…

■速球に振り遅れてしまう場合には…

 

小学生の少年野球の試合、身体が大きく速いボールを投げるピッチャーと対戦することがあります。

 

ちょっと小学生のレベルを越えたボールを投げ込まれ、選手が引いてしまうこともありました。

 

とにかく、ストライクが入ればバットに当たることがないし、多少外れていても、ついバットを振ってしまいます。

 

そんな速球投手と対戦したときには、2つのことを言います。

 

「1つは、トップを早めに作れ。」

 

「もう1つは、バットを短く持とう。」

 

相手の投手が球速が速い場合、
「バットを寝かせて構えろ」という指導者がいます。

 

その方が振り遅れがなく、ボールに当てやすいという理由からだと思います。

 

ただボールにバットを当てるだけならそれでいいかもしれません。

 

しかし、その打ち方がその選手に合っていて、強い打球が打てるという場合以外なら、バットを寝かせて構えさせるべきではないと思います。

 

いつも練習をしてきた自分の構えでないと、しっかりとバットを振ることができませんし、強い打球を打つことができません。

 

例え、バットに当てることができても、ヒットにはならないでしょう。

 

相手のピッチャーのボールが速く、振り遅れてしまうのであれば、いつもより少し早めに始動して、トップの形を早く作るように言います。

 

いつでもバットが振れる状態で、相手の投げたボールを待つようにします。

 

相手のボールのスピードに関わらず、いつも同じ形でボールを待つことが大切だと思います。

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バットを短く持って振り遅れを解消する

早めにトップを作っても振り遅れてしまうのであれば、バットを短く持つように指導します。

 

バットを短く持ってば、スイングがコンパクトになり、速球の勢いにも負けずに弾き返すことができます。

 

カウントによって短く持っても良いと思います。

 

1球、2球とバットを振って、速球に振り遅れてしまうのであれば、ちょっとバットを短く持ってコンパクトに振り抜くようにします。

 

速球投手のボール対して当てにいくのではなく、トップを作るタイミングを若干早くしたり、コンパクトなスイングを心がけせせます。

 

弾き返す気持ちで打席に立つことが、速球投手の攻略法です。

 

逃げではなくコンパクトなスイングで向かっていく気持ちを養わせたいですね。

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