正しいバッティングフォームという一歩を踏み出せ!
「野球のバッティングの上達の秘訣は何か?」
と聞かれたら、
「正しいバッティングフォームを身に付けること」
を答えます。
では、正しいバッティングフォームとは何か?
それには色々な要素が含まれていると思います。
バッティングの構え1つとっても、これが正解というものはありません。
10人選手がいれば、10通りのバッティングフォームがあります。
プロ野球選手のバッティングフォームを見ても皆違います。皆、個性があります。
巨人の阿部選手のような長距離打者と、メジャーのイチロー選手のようなアベレージヒッターとでも、打ち方が大きく違う訳です。
少年野球を始めた子供に、どんな構えを教えたら良いのか?
まずは、バットを構えた時に型にはめすぎるのは避けたいですね。
あくまでも、自然体が大切です。
きちんとボールが打てれば、それが本人にとり一番打ちやすい型だと思います。
しかし…。
本人がやりたいようにやらせれば、どんなバッティングフォームでも良いのか?といえば違います。
バッティングには基本というものがあります。基本を外せば、それは個性ではなく、ただの悪い癖です。
正しいバッティングフォームの話をすると、
子供へバッティングを教えているお父さんに多いのが、
いきなり正解を求めてしまうことです。
バッティングの上達は、正しいバッティングフォームを目指すものであって、いきなり正解があるわけではありません。
また、その過程にこそ貴重な学びの場があります。
小学生の子供一人では難しい面を、お父さんがサポートしながら練習し、理想のバッティングフォームを見つけていくことが、大切なのだと思います。
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バッティングでやってはいけない6つのこと
ベンチを温めている子供はレギュラーを獲得したでしょうし、レギュラーの子供は3番、4番を打てる選手になりたいと考えるでしょう。
それためには、コツコツとバッティング練習を積み重ねていくしか方法はありません。
ただ、その時に、無闇に素振りをするのではなく、回数だけティーバッティングをこなすのでもなく、また、ただバッティングセンターで打つのでもなく、正しいバッティングフォームを目指し練習をすることです。
少年野球のバッティングのコーチングのポイントをまとめると、
・個性を生かし自然体を重視する
・基本を外さない
・安定してヒットが打てるバッティングフォームを常に目指す
ということでしょうか。
補足をするのであれば、基本を外さないというところですね。
バッティングにはやってはいけないことがあります。
これをやればバッティングが上達しないというものがあります。
私は子供達にバッティングを教えるときには、個性を重視します。
でも、やってはいけないことをバッティングの中でやっている場合は、はじめから直します。
そして、自由に打たしていく中で、子供が自分のバッティングスタイルであったり、バッティングフォームを見つけていけば良いと考えています。
新年が始まりました。新チームのバッティング指導は、このあたりを大切にコーチングしています。
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