ピッチング練習用品(器具)

ピッチング練習用品(器具)

前回は親子でバッティング練習をするための必需品を紹介しました。

 

>>バッティング練習用品(器具)

 

今回は、少年野球のピッチング練習を役立つ器具を紹介します。

 

ピッチング上達のために準備した方が良いのは、
ずばりホームベースタオルです。

 

バッティングに比べてお金が掛かりません。

 

まず、ホームベースですが、
うちにはマイホームベースがありました。

 

▼少年野球用のホームベースです。

 

 

 

詳細>>イグニオ(IGNIO) 少年軟式用ホームベース 公式規格サイズ (IG-8BE4010)

 

スポーツ店で注文して取り寄せてもらいました。
そんなに高いものではありません。

 

また購入しなくとも、
段ボールなどを利用して作成することもできます。

 

これがあるのとないのとでは結構違います。

 

小学生の投手は経験が少ないので、
頭の中にストライクゾーンのイメージがしっかりとできていません。

 

実際にホームベースをおいて、
お父さんがキャッチャー役をやることで、
実際に場面に近くなります。
試合の臨場感が増しイメージを作りやすくなります

 

また、壁当てができるような場所では、
壁をキャッチャー代わりにし、
その前にホームベースを置いて、
お父さんがバッター役として立ちます。
(小学生の身長になるように屈んで立ちます)

 

普段のブルペンの練習ではキャッチャーのみの場合が多いと思うので、
実際にバッターを立たせた練習を入れることは凄く大切です。

 

打者が立つと球が投げづらくなり、
ストライクが入らなくなるピッチャーもいます。

 

実際と同じ環境をつくり、
その中で投球練習をさせることで、
ストライクゾーンへの意識も高まります。

ホームベースとの距離感を覚えさせる

コントロールを良くするために、
ピッチャーは目標を決めて投げます。

 

例えば、キャッチャーのミットだったり、
レガースだったりします。

 

 

お父さんとのピッチング練習でも
お父さんの構えたミットを見てなげたり、
低めにコントロールしたときは、
膝をめがけて投げたりしていると思います。

 

その時にホームベースがあると、
実際にボールがホームベースのどこの高さ、どこのコースを通過しているのかが良く分かるようになります。

 

ストライクがボールか、
それが判定されてるのは、
ホームベース上の位置です。

 

だから、その感覚を磨くために、
ピッチング練習ではホームベースを置いて行うと効果的です。

タオルでシャドウピッチング練習をする

もう1つ、ピッチング練習で欠かせないのがタオルです。

 

そうです。
シャドウピッチングに使います。

 

私の場合は、タオルの片端を縛り丸いコブを作ります。
そして、逆側を持ってシャードウピッチングをします。

 

切れのある腕の振りができると、
降られたタオルの音が違います。
「ビューッ!」と鳴ります。

 

腕が触れているかどうか?
これが1つの目安になります。

 

シャードウピッチングで大切なのは、
フォームチェックです。

 

ただ投げ真似をしていても効果がありません。
必ず確認事項を1つ、2つ決めて行います。

 

シャドウピッチングがイメージつかない人はこれを見てください。
▼スワローズ村中恭兵投手のシャドーピッチング

 

フォームを修正して、
基本に正しく投げれば、
当然、球速も制球力もアップします。

 

はじめは選手だけ単独でシャドウピッチングを行います。
それを横で見ていて、チェック項目がクリアできていれば、先程の練習方法と組み合わせます。

 

ホームベースを置いて、
お父さんがキャッチャーをして構えます。

 

そして、子供はマウンドでシャドウピッチングをするわけです。

 

実際にボールは投げません。
小学生はボールを持ってしまうと、
思ったところへ投げることだけに意識が向いてしまいます。

 

しかし、シャドウでやることで、
ピッチングフォームの修正点を意識しながら、
投球練習ができるわけです。

 

修正点をマスターできているようであれば、
今度はボールを握らせて投球練習をさせます。

 

こうすることで、
正しい投げ方が身に付き、
実際のマウンドでも正しいフォームで投げられるようになるわけです。

 

基本に沿ったピッチングフォームをマスターすることが、
良い投手になるための条件です。

 

毎日でもシャドウピッチングを行い、
ピッチングフォームに磨きをかけてください。


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