イチロー選手の小学生時代の練習メニュー

イチロー選手の小学生時代の練習メニュー

今日は仕事の休時間に、「大リーガーイチローの少年時代」(鈴木宣之/リヨン社)を読みました。

 

 

チチローさんが、イチロー選手の小学生時代のエピソードを書いた本です。

 

小学生時代にお父さんと二人で野球の練習をしていたことは有名です。

 

イチロー選手が学校から帰ると、近所の町営伊勢山グランドで練習をしていました。

 

グランドへ二人で練習に出かけるときは、イチロー選手はグローブだけをもち、お父さんは自分のミットとホームベース、ボールが70個入ったスポーツバックとバット1本を自転車の荷台に積んで出かけたそうです。

 

ここから大リーグで偉業を達成した道のりがスタートしたわけです。

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どんな練習をしていたかというと?

軽いキャッチボールからはじめて、遠投し、体が温まってきたら50球のピッチング練習をします。

 

ピッチングを終えると、バッティング練習を行います。

 

200球のティーバッティングをこなします。

 

バックの中の70球のボールでティーバッティングを行い、トスを投げ終えると拾うというようにしていました。

 

これを3回繰り返していたので、約200球の練習というわけです。

 

練習はさらに続き、内野ノック、外野ノックと、お父さんはイチローが将来どこのポジションでも守れるようにと、すべてのポジションに通用する練習メニューを組み立てていたそうです。

 

最初は簡単なメニューから始め、イチロー選手の上達に合わせて、徐々にレベルを上げていったそうです。

 

夜は車でバッティングセンターまで出かけ、少なくとも毎日5ゲーム以上の練習をしていました。

 

ときには10ゲーム以上の練習をする日もあったようです。

子供中心の練習メニュー

さぞかし厳しい練習だったのか?

 

と思いきや。

 

イチロー選手とお父さんの親子練習は、マンガ巨人の星のように厳しいものではなく、父と子供が野球をして遊びながら、野球のすばらしさを見つけていくというスタイルだったそうです。

 

イチロー選手が毎日飽きずに、楽しく練習ができるようにと、子供中心の練習計画が立てられていました。

 

お父さんが練習内容を工夫していたようです。

 

イチロー選手が、もっとうまくなりたいといえば、程度の高い練習をはじめるという、決して無理をさせないものだったそうです。

 

とても勉強になりました。

 

何事もコツコツと積み重ねることの大切さ、そして、継続するためには、楽しくやることなんですよね。

 

改めて確認をしました。

 

実は、この本(大リーガーイチローの少年時代)は、大人向けに書かれてものかと思っていました。

 

しかし、子供向けの本なのですね。

 

少年野球の選手たちにおススメです。

 

夏休みなどの読書感想文を書くのに、良いと思います。

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