投手のための強い精神力の鍛え方
ピッチャーには大きなプレッシャーが掛かります。特に、少年野球の場合は、投手のできが、そのまま試合の勝敗に大きく影響します。
恐らく、多くの少年野球チームでは、誰が投げるのかということに父兄も子供達も色々な考えがあると思います。
そういう中で監督やコーチから先発登板を告げられ、野球の試合と相手チームと応戦する父兄さんの注目が集まる中、ナイスピッチングを目指さなくてはなりません。
少年野球の投手は大変です。そして、そのお父さん、お母さんも大変です。自分の子供がそのプレッシャーをはねのけ、好投し勝利をすることを願いながら見守ります。
そして、あれこれと心配をするわけです。
私も、息子が小学生の頃は、「ピッチャーのお父さんは大変ですね〜」と良く言われました。今回は、少年野球の投手の精神面を鍛えるメンタルトレーニング方法を1つ紹介します。
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自分を強く持つ
投手の精神面で一番大切なことは、「自分を強く持つ」ということです。
ピッチャーをやっていると、色々とプレッシャーがかかる場面があります。
試合開始直前のプレッシャー、逆転されそうなピンチで満塁になってしまったケース、1点のリードした最終回を抑えないとならない場面、
など沢山あります。
プレッシャーがかかった場面で「強く」と自分に言い聞かせます。
プレッシャーに負けそうになったら、小さく声に出しても良いので「強く」と言い聞かせます。これが凄く大切です。
併せて強い自分をイメージさせて良いですし、なにが合っても仁王立ちしている自分をイメージさせても良いです。
マウンドから逃げ出したいという気持ちを捨てて、「自分は強いんだ!目の前のことに負けない!自分の力を全部出すぞ!」と言い聞かせることをです。
弱い自分に気付いて、強い自分に意識を向けます。
もしかしたら、この鍛錬をしていても、すぐには結果が出ないかもしれません。(そう簡単には精神力は強化されません)
しかし、繰り返し使っていることで、だんだん強さが身に付いてきます。
そして、ある時、以前の自分とは違う、一回り大きくなった自分を発見すると思います。
自分を強く持つこと。
このことを覚えると、野球だけでなく、勉強にも使えます。そして将来社会人になっても役立つ大きな財産となります。
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呼吸法を併せて使う
自分の意識を強く持つことに加え、呼吸法を使うと効果的です。
プロ野球の投手などを見ていると、ピンチの時など、マウンド上で頬を膨らませるようにして腹式呼吸をしています。
お腹を膨らませながら鼻から息を吸います。
そして、お腹を凹ませながら口から長い息を吐きます。
深呼吸とにていますが、胸でなくお腹で呼吸します。これを数回すると非常に落ち着きます。腹式呼吸も普段から練習をして置くといいですね。
椅子に背筋を伸ばしリラックスして座ります。野球練習にベンチでやっても良いです。集中力が養われます。
目を閉じて、先程の呼吸法を3分間位行います。そして、普段の野球の練習仲でも呼吸法を使うようにします。
練習の中でバッターへ向かって投げるような機会に、この呼吸法を使ってみます。
呼吸法でリラックスできたら、「強く」とイメージして、キャッチャーのミットを見て投げるだけです。
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