ステップとためを改善するとバットスイングが鋭くなる

ステップとためを改善するとバットスイングが鋭くなる

「カッキーン!」と良い当たりをし、飛距離のある打球を飛ばすには、なんと行っても、バッティングの"ため"が重要です。

 

バットスイングをしようと、ステップをした時に、しっかりと"ため"をつくることができていますか?

 

今回は、"ため"をつくり、打球を遠く飛ばす秘訣を紹介します。

 

ポイントは、しっかりと軸足をつくり、テイクバックした形からステップする時に、上半身の開きを我慢することです。

 

ここをしっかりと意識させます。

 

素振りでチェックです。

 

まずは、ゆっくりとした動作で行います。

 

ためをつくるところで止めて確認してみてください。

 

その感覚を覚えさせます。

 

上半身と下半身の逆方向のひねりがパワーを生みます。

 

ユニフォームの上半身にしわができるようだと、パワーが溜められている証です。

 

また、ステップ時には、グリップの位置、頭の位置にふらつきがないように注意します。

 

テイクバック時の注意点としては、身体をキャッチャーの方向へ捻りながら、しっかりと軸足(右打者なら右足)で体重を受け止めることが大切です。

 

パワーを溜める3つのポイントとして、軸足のうちもも、膝の内側、親指の付け根を注目しましょう。

 

いきなりは難しいかもしれませんが、徐々にパワーを溜めるコツが分かってくると思います。

 

ここで1つチェックしておきたいのが、軸足の作り方です。

 

ここを間違えていると、テイクバックやステップを正しく行おうとしても、水の泡になってしまいます。

 

少年野球では、ただ膝を曲げて構えるだけ、といった選手も多いかもしれませんが、これだとバッティングの上達が遅くなると思います。

 

肩幅くらいに両足を開き、膝を軽く曲げて構えるだけだと、テイクバック時に軸足がしっかりしません。

 

それに、ステップインするときには、身体がボールへ突っ込んでいく形になります。

 

すなわち、しっかりと"ため"をつくることができません。

 

正しい軸足の作り方はこちらを参照してください。

 

>>軸足の作り方(バッティング軸の作り方)

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ステップとためが改善されるとタイミングも取りやすくなる

しっかりと"ため"がつくれることでのメリットは沢山あります。

 

 

1つがピッチャーへのタイミングを合わせやすくなること。

 

 

ピッチャーが投球動作に入るまでは、
身体をほんの少しゆらしながらタイミングを取ります。

 

 

そして、ピッチャーがステップして、
肘が上がり始めたら、「イチ」と数えます。

 

 

ピッチャーがボールを持った腕の肘が見えたら、
「ニイ」と数えテイクバックします。

 

 

そして「の」を入れて、
しっかりと"ため"をつくります。

 

 

あとは、
ピッチャーではなく、
ボールを見て「サン」で思い切りスイングをします。

 

 

ピッチャーの投げたボールにタイミングが合わないと、
悩んでいる選手はこの方法を試してみてください。

 

 

タイミングの取り方を分かりやすく、
選手へコーチングできます。

 

 

スイングが安定してくれば、
ボールに当たる確率はぐんと上がり、
当たればボールが飛んで行きますよ!

 

 

打率も飛距離も驚くほどアップします♪

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