篠塚和典さんの「6歳から広角打法」を読んで

篠塚和典さんの「6歳から広角打法」を読んで

元読売ジャイアンツの篠塚和典さんが書いた
「6歳から広角打法(毎日コミュニケーションズ)」を読んでいます。

 

 

今日は、その感想を書きます。

 

小学生の頃、
篠塚選手のバッティングを見てうなったのを覚えています。

 

綺麗に三遊間に打つんですよね。
見事な流し打ちでヒットを量産していました。

 

1981年は、阪神の藤田平と首位打者争いし、わずか1厘差でタイトルを逃す…。
凄かったですね。あの時の首位打者争い。

 

そして、1984年には自身初の首位打者を獲得します。

 

体が小さいながらヒットを打つ技術は天下一品でした。

見られている意識が適度な緊張がレベルアップをもたらす

篠塚和典さんの「6歳から広角打法」の中の記事が気になったものを紹介します。

 

「見られている意識〜適度な緊張がレベルアップをもたらす〜」という記事です。

 

この記事で、
「ユニフォームを着てグランドに立ったら、常に周りから見られているという意識を持つべきです。」と言っています。
その意識が野球を上達させるといいます。

 

まさに、同感です。

 

大きな大会が近付けば、試合に出るために誰もが良いプレーをして監督にアピールします。

 

でも、何か特別なことがなくとも、この意識を日頃から持っておくことが肝心だと書いてありました。

 

少年野球の場合、見てあげる役割がお父さんなのだと思います。

 

毎日少しの時間で良いので、
子供の野球を見てあげることです。

 

見られているという意識が、
練習を続けるモチベーションになり、上達の種になります。

 

そして、「自分は注目されている」という適度な緊張感で日頃の練習に臨んだことが、大きな大会でも自然と良いプレーを生むようになります。

自分の特徴を磨いていれば、必ず努力は報われます。

最近は、小学生でも体の大きい選手を中心にチームが構成されています。

 

指導する側も、体に恵まれた子供へ目がいきます。

 

しかし、身体の小さい子供でも、何か1つ誰にも負けない、監督へアピールできる長所を持てば、活躍のチャンスはいくらでもあります。

 

決してエラーをしない、足が速い、バントを確実に決めるなどの絶対的な自信を持てば、仲間から一目置かれる存在になります。

 

常に見られていることを意識し、自分の特徴を磨いていれば、必ず努力は報われます。

 

うちの子供も体小さく、
親として残念な思いもしました。

 

地区選抜に選ばれても、使われる選手は体の大きな選手ばかりだったり…。

 

でも、全部練習で打ち勝ってきました。

 

小さい積み重ねを続けていれば、必ずチャンスが巡ってきます。
そのチャンスを活かすことで認められる選手となります。

 

短い時間でも良いのです。
一緒に野球の練習をすることが大切です。

 

見られているという意識を持たせることが大切です。

 

そこから、プレッシャーに強い、チャンスをモノにする選手へ育ちます。

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