素振りでバッティングフォームを身に付ける
バッティングを上達させるためには、とくかくバットを数多く振ることです。コーチング担当のお父さんとして、バットを振る環境を作ってあげることが大切だと思います。
「野球が上手くなりたければ、素振りでもして来い!」と、これが上達しない子供の親の典型的なタイプ。子供が素振りをするときは、横についてバッティングフォームをチェックしてあげることです。基本に忠実なバッティングフォームを身に付けるには素振りが一番です。
バットの握り方、構え方から入り、脇のしめ方、手首の返し、ミートポイントの確認、フォロースルーなど身体の使い方をチェックしましょう。
一度に沢山のポイントを確認するのは子供には無理があります。「今回は軸足のつくり方を覚えよう!」、「テクバックの位置を意識しよう」、「フォロースルーをイメージ通りに」といったようなことを1つか2つ決めて、目的を持って素振りをさせることです。
時には、携帯やビデオカメラを使って子供のスイングを撮影し、自分のバッティングフォームを確認させます。実際に自分のスイングを見ることが、バッティングの上達に凄くプラスになるはずです。
このような練習を繰り返して、自分のイメージと実際のバッティングフォームを一致させていきます。バッティングのイメージづくりには、少年野球のコーチングのDVDや動画が役立ちます。有効に利用しましょう。
自分の思い通りにバットを振れるようになったら、ティーバッティングや実際にボールを打つ練習にもチャレンジしましょう。
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工夫をしながら素振りをする
素振りをいろいろと工夫しながら練習をすると効果的です。
だだバットを振るのではなく、コースを決めて振ってみたり、お父さんがピッチャー役をして、それに合わせて素振りをしたりと工夫ができます。
また、バットを振れない環境であれば、タオルや丸めた新聞紙をバット代わりにし、素振り練習をすることもできます。
正しいバットの握り方、構え、レベルスイング、ミートポイント、フォロースルーなどを意識しながら行ってください。ただバットを振るだけなく、ここを意識させながら素振りをさせると効果的な練習ができます。
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