少年野球バッティング上達の秘訣
少年野球のバッティングを上達させるコツは、ズバリ、練習です。
「当たり前だ」と言わないでください。これが出来ていないのですから…。バッティングが上達させる唯一の手段は練習です。練習をしなければ、ヒットもホームランも打てません。
子供から「野球が上手になりたい!どうすればいいの?」と相談されたときに、多くのお父さんやお母さんがやってしまう間違いがあります。それは、「うまくなりたいのだったら練習をして来なさい!」と返してしまうことです。
バッティングが上達するためにどうしたら良いのか?
どんな練習を積めば、試合でヒットやホームランが打てるようになるのか?
私は少年野球のコーチをしていて、多くの小学生の選手たちを見てい来ました。しかし、この答えを持っている選手は殆どいません。
子供たちは、「レギュラーを取って試合に出てヒットを打ちたい」と強く思っています。だから、お父さんやお母さんにそう言われると、友達を誘って練習にいきます。
でも…。
子供たちだけで練習をすると、"野球ごっこ"という遊びになってしまうのです。
「俺がピッチャーやるから、おまえ打ってみろよ!」という感じです。
ストライクもろくに入らないのに、バッティング練習になるボールが投げられません。
「それならチームで練習をしっかりすればいいじゃないか?」と思う親御さんもいます。
しかし、多くの軟式少年野球のチームは土日の練習です。多く選手に少ないコーチ陣というところも少なくはありません。
また、チーム練習は全体的な練習が中心になり、個々の選手のバッティング指導まで手が回らないというチームも多いようです。
そこで大切になってくるのが個々の自主練習です。
少年野球の選手は、どんぐりの背比べのような感がありますが、自主練習で差が付いていくのです。
学校の勉強だってそうです。宿題というものがあります。
学校で勉強したところを家で復習するから学力が上がっていくのではないですか?
しっかりと復習する子供が学力を上げていきます。
野球も同じです。なので、少年野球のバッティングの上達のコツは、個々に練習をすることです。
そして、子供だけでは練習の内容が良く理解できないので、親が少しだけサポートしてあげる必要があります。ここがポイントです。
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バッティングが上達するためには、どんな練習をすれば良いか?
それは基本練習です。基本を繰り返し、繰り返し練習することです。
甲子園で大活躍し、読売ジャイアンツに入団し、エースとして活躍した桑田真澄さんの話をします。
少年野球向けの野球指導のDVDの中でこんなことを言っていました。
「上達するには基本を大切にし繰り返し練習をすること。僕なんかはプロになって今でも基本しか練習しませんよ」と。それくらい基本は大切なのです。
野球経験のないお父さんでも教えることができる
「私は野球経験がない素人だから、子供に野球を教えるのは無理です…」というお父さんがいます。
でも、考えてみてください。
少年野球な必要な技術は高度なものではありません。
野球経験がなくとも勉強をし、子供と一緒に取り組むことで十分効果的なコーチングができると思います。
たとえば、野球教室の動画を一緒に見たり、素振りを確認してあげたり、ティーバッティングのボールを出してあがるようなことはできるのです。
イチロー選手が小学生時代にお父さんと毎日練習をしていたことは有名な話です。
大切なのは、少しの時間でも良いので継続的に息子さんと野球の練習をする時間を作ることです。
少年野球のバッティングが上達する秘訣はここに隠れていると思います。
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