「少年野球をやめたい…」と子供が言ったら
毎年、チームの中の5割くらいの選手は、「少年野球をやめたい…」ということ一度は言いますね。
親子の間だけでの話なら、もっと多いかもしれません。
とくに、低学年チームから高学年チームへ移った時に多いです。
色々な理由があります。
・練習が厳しくなったから
・勉強に影響するから
・なかなか上達しないから
この辺りの理由が多いです。
家庭の事情などもあると思いますが、できれば6年生で卒団するまで続けてほしいですね。
モチベーションを維持し継続することが、子供の財産になるからです。
それに、「継続は力なり」ということを体験すれば、受験勉強にも、将来社会に出てからも活かすことができます。
スポンサーリンク
継続は力なり
うちの子供は、小学校3年生で野球を始めて、今は高校野球をやっていて、今年で10年目です。
小学校は学童軟式野球、中学は硬式リトルシニアリーグ、そして、甲子園出場の実績のある高校へと進みました。
練習も厳しいものがあったと思います。しかし、1度も野球をやめたいと言ったことはありません。
(我が子の自慢ではありませんよ)
モチベーションを維持し継続することを教えたからだと思います。
そして、野球だけでなく勉強もかなりやっていますよ。
学校の成績も良いです。
野球を通して、継続は力なりということを覚えたからです。
モチベーションを維持するコツを教える
モチベーションを維持する方法には2つあります。
1つが外からの刺激によるものです。
「成績が上がったら○○を買ってあげる」というもの。
こうした刺激により起こしたモチベーションは一時的のものです。
本当のやる気ではないと思います。
長続きするかと言ったら疑問です。
もう1つの方法が内的なモチベーションを持つことです。
人間は自分がやりたいことに対しては、内的なモチベーションで行動をします。
これは少年野球も勉強にも言えることです。
親としては、好きな野球を続けられるサポートをしてあげることです。
ここが大切なところです。
子供は毎日30分の基本練習を積み重ねることであり、親がそれをサポートしてあげることです。
基本練習を積み重ねると野球が上手くなります。
好きだから野球が上達する、上達するからさらに好きになるからという良い循環が生まれます。
野球が嫌いになって、「やめたい…」という子供は、上達するからさらに好きになるとい循環がないのだと思います。
勉強だって同じです。
成績が上がって、さらに勉強をするようになります。
親子で野球の練習をするというと、キャッチボールをしたり、バッティングセンターへ行ったりする場合が多いと思います。
それは凄く良いことです。
それに加え、基本を繰り返し練習をすることが大切です。
バッティングでいえば素振り、ティーバッティングなどです。
キャッチボールをしたら、守備の基本練習をします。
「今日は正しいレベルスイングを覚えよう」などと目的を持って行います。
そして、出来ているか確認してあげることです。
(子供だけだと目的を持って行うことが難しい)
元読売ジャイアンツの桑田投手が少年野球のコーチングのDVDの中で、上達の秘訣を話していました。
「基本を繰り返し繰り返し練習をすること」と言っていました。
さらには、桑田投手は「プロになってからも基本しか練習していなかった」と言っていました。
毎日30分の基本練習をコツコツと積み上げること。
これが子供の財産になります。
スポンサーリンク
「少年野球をやめたい…」と子供が言ったら関連ページ
- ミズノ少年軟式用グラブ[ビクトリーステージ]
- ミズノ少年軟式用グラブ「ビクトリーステージ」のレビュー
- バッティングの打ち方を教える
- 野球未経験の小学生へバッティングの打ち方を教えるポイントとは?
- バットの選び方
- 自分に合ったバットの裏び方とは?少年野球のバット選びのポイントを紹介します。
- 父親の少年野球との関わり方
- 少年野球上達のためには、お父さんのサポートが必要です。
- ゴロの捕り方と練習法[1] スリッパを使った捕球練習
- スリッパを使った捕球練習で守備力が飛躍的にアップします。学童野球のためのゴロの捕り方と練習法を紹介します。
- ゴロの捕球と練習方法[2] 片手ノックに挑戦
- 守備力を付けることが、少年野球チームのレギュラーになる近道です。ゴロ捕球の練習方法を紹介します。片手ノックのやり方とは?
- バッティングの悪い癖の直し方
- 少年野球のバッティングの悪い癖の直し方を教えます。子供のレベルアップに役立ててください。
- ときわスポーツ新宿で野球グラブを20%OFFで購入
- ときわスポーツ新宿で野球グラブを20%OFFで購入しました。在庫数が豊富なので、探している野球用品が見つかると思います。困ったときは、ベースボールときわ(新宿店)です。助かりました。
- 息子にレギュラーを獲らせる練習方法
- 野球素人お父さんでも息子のコーチングができます。息子にレギュラーを獲らせる練習方法を教えます。低学年からできます。
- 低学年の初心者練習メニュー 置きティーバッティング
- 小学生低学年の野球初心者に野球の楽しさを教えるのには、置きティーバッティング野球が一番です
- 外野フライを捕る練習方法[1]
- バンザーイしていた選手が確実に外野フライを捕球できるようになった秘密の練習方法を教えます。
- 外野フライを捕る練習方法[2]
- 外野フライが捕球できないでバンザーイしてしまう選手に、確実に捕球するポイントを紹介します。
- 上達屋(東京道場/三軒茶屋) 体験レビュー
- 上達屋は野球が上手くなると評判ですが…。ピッチングとバッティングのコーチングを受けた体験レビューを紹介します
- 野球未経験のお父さんが少年野球の名コーチに変身した
- ベンチウォーマーだった選手が試合でヒットを打ち、さらにはチームの中心選手へ。その陰にお父さんとの親子練習あり。
- 親父から息子に伝えたい大切なこと
- 野球を通して伝えないこと、それは何ですか?親父から息子に伝える大切なことは?
- 速読トレーニングで球速150kmの速球が打てる?
- 野球を習ったことのない子供が、速読トレーニングを受けることで、球速150kmのボールにバットを当てるようになるといいます。呉真由美さんの教える速読術とは?
- 呉真由美さんの速読術でバッティング向上
- 小学生の息子は呉真由美さんの速読術のトレーニングをしていました。野球が上達し、勉強もできましたよ。親子で挑戦してみると良いと思います。
- 知らないと損する「頑張らない」の活用法
- 呉真由美さんの速読術「スポーツ速読完全マスターBOOK」を読んで、ハっとしたこと。少年野球の上達の秘訣が隠されていました。それは、頑張らないことです。
- おススメの野球映画はバッテリー
- バッテリー (監督:滝田洋二郎)は、親子で楽しめるおススメの野球映画です。少年野球の選手たちに、是非観て貰いたい。原作は、あさのあつこさん。1000万部を越える大ベストセラーとなった小説です。
- 高校球児の進路 大学に進学する目的は?
- 少年野球の日ごろの出来事、野球関連のニュース、練習道具のレビューなど、なんでもありで書きます。
- 少年野球チームの監督のえこひいき
- どこの少年野球チームでも起こるのが、監督やコーチの選手起用と育成へのクレームです。親としてできる、納得のいかない選手起用への対処法について
- 打率を上げるバッティング 軸足とタイミングを作る
- 少年野球の試合でヒットを量産できる選手を育てるコツ。正しい軸足とタイミングが作れると打率を上げるバッティングができます。
- イチロー選手の小学生時代の練習メニュー
- 「大リーガーイチローの少年時代」を読みました。イチロー選手の小学生の頃の野球の練習メニューは?バッティングセンターでは毎日5ゲーム以上の練習をしていたそうです
- 野球肘の予防[1] 正しい腕の使い方を教える
- 少年野球のピッチャーの怪我(故障)で多いのが、野球肘です。野球肘の予防は、正しい腕の使い方を教えることです。ここが抜けているから子供が「肘か痛い」と言うのです。
- 野球肘の予防[2] 投げた後にはアイシング
- 少年野球のピッチャーの肩と肘の予防法を紹介します。子供の頃からアイシングの習慣を付ける。